ベトナムは世界5大アパレル輸出国になる準備ができている

ベトナムは2015年か2020年に世界5大アパレル輸出国の仲間入りを目指しており、ベトナム貿易工業省の新戦略による。

紡績・アパレル部門は2010年に120億ドル、2015年に180億ドル、2020年に250億ドルの輸出収入を目指す。

現在、ベトナムは世界10大アパレル輸出国であり、2008年の輸出額は91億ドルに達している。

ベトナム貿易工業省は、ベトナムが現在の生産と輸出の伸びを維持できれば、この目標は実現できると考えている。

しかし、ベトナム紡績・アパレル協会（Vitas）は、米国の金融危機や世界経済の衰退により、ベトナムの輸出が落ち込むと予測している。

米国はベトナム最大の市場で、ベトナムの総市場シェアの55%を占め、次いでEUが20%を占めている。日本は10%。

ベトナム紡績・アパレル協会は、今年の輸出収入を5%増の92～95億ドルと予測している。

織物と衣料品はベトナムの主要輸出部門であり、原油の輸出に次ぐ。原油輸出はベトナム中の輸出収入の15%を占めている。