ベトナムから輸入された既製靴の原材料部品の総額は43億ドル
日本貿易振興協会(JETRO)は本(2013)年6月、ホーチミン市で自由貿易協定(FTA)シンポジウムを開催した。
JETROタイ研究センター代表Mr.Kazunobu Hayakawa東協区内の企業が東協関連FTAの恩恵を利用するにはいくつかの複雑さがある。例えば、関連企業は原産地規則の付加価値率40%(またはそれ以上)の規範に多くの資金を投入しなければならないが、RCEP協定は署名国間の単一原産地規則のみを規範化し、企業のコストを下げることができ、またRCEPも署名国間の共通優遇措置のみを規範化し、企業は個別の国の優遇項目リストを調べる必要がないため、大企業でも中小企業でもRCEPの優遇を利用することができる。
JETROシンガポール事務所副代表Mr.Kohei Shino氏は、RCEPはベトナム紡績品の既製服産業に大きな利益をもたらすと考えている。例えば、現在のベトナム企業はASEAN-日本自由貿易協定(ASEAN-Japan FTA)を利用しているの規範的な輸出による衣類の日本への原材料部品はベトナムまたは日本産の規範に合致しなければならないが、現在実務的にベトナム紡績品の衣類類製品に使用されている原材料部品は、33%以上が中国から来ているため、RCEPが発効すると、ベトナムが中国から紡績品の衣類類の原材料部品を輸入する貿易活動に有利になる。
ベトナム税関の統計によると、今年4カ月前にベトナムが衣類を輸入したくつ類原材料部品の総額は43億ドルで、前(2012)年同期比15.5%増加し、そのうち中国からの輸入部分は15.5億ドルで、前年同期比26.4%増加した。
RCEP協定には、貨物(関税減免や原産地規則など)、サービス業や投資などの分野の市場開放が含まれており、第1ラウンドの交渉は本年ブルネイで行われ、第2ラウンドの交渉は本年9月23日から27日までオーストラリアで行われ、2015年の交渉完了を予定している。
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